糖尿病外来
糖尿病とは…
糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの分泌が不足したり、作用が不十分になることより、血液中のブドウ糖濃度が上昇する病気です。それにより短期的には喉の渇きや体重減少、中・長期的には経年的に様々な合併症や症状が起こり得ます。
そのために自覚症状がない段階から定期的に採血を行い健康状態を管理しましょう。
合併症について…
1 細い血管の障害(三大合併症)
① 眼の障害:網膜症
② 腎臓の障害:腎症
③ 神経の障害:神経症(感覚・運動障害、自律神経障害)
2 太い血管の障害(大血管障害)
① 心臓の病気(心筋梗塞、狭心症など)
② 脳の病気(脳梗塞など)
③ その他血管の病気(閉塞性動脈硬化症など)
3 その他、糖尿病の方で起きやすい病気
① 一部の癌(頻度の多いものとしては膵臓がん、肝臓がん、大腸がんなど)
② 感染症
③ 認知症
④ 骨粗鬆症
⑤ 歯周病
つまり、目がみえにくい、むくみやすい、手足が痺れる、痛い、冷える、かぜがひきやすい感じがある、傷がどうも治りにくいなどの場合は糖尿病が背景にある場合があります。
一度調べてみるのが良いと思われます。
最近では糖尿病により、もの忘れや骨折、歯痛などの症状が起きやすいとも言われています。そういうときは糖尿病のことも是非考えてみましょう。

〜 院内で可能な迅速検査 〜
当日に院内でHbA1c、血糖値、LDL、HDL、TG、CRP、尿中アルブミンの検査結果を判別可能です。
〜 診療内容について 〜
外来受診時に採血を行い、5〜10分ほどで結果が出ます。その後、結果をもとに血糖管理状況を把握し、合併症の程度も判別しながら適正な治療方針を都度検討します。
現在日本国内では糖尿病治療のために行える薬剤は多岐にわたります。昨今も新規ジャンルの薬剤が開発、そして保険診療において使用が可能になっております。そのため糖尿病治療は非常に多様性があり、自身の体調や背景に合わせた治療が優先される必要があります。受診時にご本人様に適した、そしてご希望に合わせた治療内容をご提供するよう心がけております。
気兼ねなくご相談ください。
〜 当院で対応可能な治療機器 〜
①インスリンポンプ療法
* ミニメド780G (メドトロニック社) 2023年12月 更新
* メディセーフウィズ (テルモ社)


②インスリンポンプ療法(CSII)



※インスリンポンプ療法を行った場合の患者様負担額の参考例を以下に示しております。

③FreeStyle Libre2 (Libre Link対応)



④FreeStyle Libre Pro ⇨ Libre2 (rtCGMs)
⑤Dexcom G7 (rtCGMs)
1. ページ構成イメージ(見出しだけざっくり)
この順番で1ページに入れていくと読みやすいです。
- ページタイトル+リード文
- こんな方はご相談ください
- 糖尿病とは(やさしい解説+合併症)
- 当院の糖尿病・内分泌専門外来の特徴
- 診療の流れ(初診・再診)
- 当日に分かる検査(院内迅速検査)
- 治療方針の立て方(薬物療法・生活習慣)
- インスリンポンプ・CGMなどの先進的治療
- よくあるご相談の例
- 受診を迷っている方へ(ひと言メッセージ)
この下に、「WordPressにそのまま貼れる本文案」を置きます。
2. 本文テンプレ案(そのままコピペして使える形)
糖尿病・内分泌専門外来のご案内
新宿・北新宿エリアで、
糖尿病・内分泌疾患を専門に診る外来です。
日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医としての知見をもとに、
血糖値だけでなく、合併症や生活背景まで含めてトータルに診療していきます。
こんな方はご相談ください
- 健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘された
- すでに糖尿病と言われているが、治療方針に不安がある
- 1型糖尿病、膵性糖尿病、妊娠糖尿病など、少し特殊と言われている
- 甲状腺や内分泌(ホルモン)の異常もあわせて診てほしい
- インスリン治療やGLP-1製剤、持続血糖測定(CGM)、インスリンポンプに興味がある
- 合併症(しびれ、むくみ、目の見えにくさ、息切れなど)が心配
「これって糖尿病が関係あるのかな?」という段階でも構いません。
まずは一度ご相談ください。
糖尿病とは
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの量が足りなくなったり、
体の側がインスリンをうまく使えなくなることで、血液中のブドウ糖(血糖値)が高くなり続ける病気です。
- 早い段階
- のどが渇く
- 尿の回数・量が増える
- 体重が急に減る
といった症状が出ることもありますが、ほとんど自覚症状がないまま進行することも多くあります。
- 長い目で見た合併症
血糖値が高い状態が長く続くと、全身の血管や神経に少しずつ負担がかかり、
次のような合併症が起こりやすくなります。
細い血管の障害(いわゆる「三大合併症」)
- 眼の障害:糖尿病網膜症(視力低下・失明の原因になり得ます)
- 腎臓の障害:糖尿病腎症(透析が必要になることもあります)
- 神経の障害:糖尿病神経障害(しびれ、痛み、自律神経症状など)
太い血管の障害(動脈硬化による病気)
- 心臓の病気:心筋梗塞、狭心症
- 脳の病気:脳梗塞
- 足の血管の病気:閉塞性動脈硬化症(足の痛み・皮膚潰瘍・壊疽など)
その他、糖尿病の方で起こりやすいとされる病気
- 一部のがん(膵がん、肝臓がん、大腸がんなど)
- 感染症(肺炎、尿路感染症、皮膚・足の感染など)
- 認知症
- 骨粗鬆症・骨折
- 歯周病
例えば
- 目がかすむ、見えにくい
- むくみやすい
- 手足がしびれる、痛い、冷える
- 風邪をひきやすい、治りにくい
- 傷や足のトラブルがなかなか治らない
といった症状の背景に、糖尿病が隠れている場合もあります。
自覚症状が出る前から定期的に血液検査を行い、早めに対策をしていくことが大切です。
当院の糖尿病・内分泌専門外来の特徴
- 専門医による総合的な評価
- 糖尿病のタイプ(1型・2型・膵性糖尿病・妊娠糖尿病など)
- 内分泌(甲状腺、副腎、下垂体、性ホルモンなど)の異常
- 合併症(眼、腎臓、神経、心血管、足など)
を整理し、「いま何が一番大事か」を一緒に考えます。
- その日のうちに結果が分かる検査体制
- 多くの重要な血液・尿検査を院内で迅速測定し、
5〜10分程度で結果をお伝えします。 - その日の体調や生活状況を伺いながら、その場で治療方針を調整します。
- 多くの重要な血液・尿検査を院内で迅速測定し、
- 一人ひとりに合わせた治療選択
- 年齢、仕事や生活リズム、他の病気とのバランスを考えながら、
無理なく続けられる治療法を検討します。 - 「とにかく薬を増やす」のではなく、生活習慣・薬物療法・注射療法を組み合わせ、
ご本人と相談しながら決めていきます。
- 年齢、仕事や生活リズム、他の病気とのバランスを考えながら、
- 先進的なデバイス治療にも対応
- インスリンポンプ(CSII)
- センサーを用いた持続血糖測定(CGM)
など、必要性や適応がある方には、こうした治療も選択肢として検討します。
診療の流れ
初診の方
- 問診・これまでの経過の確認
- 発症時期
- これまでの治療歴
- 他院での検査結果(お持ちの場合)
- お仕事や生活リズム、食事・運動の状況
- 身体診察・必要な検査の相談
- 血圧、身長・体重、足の状態など
- その日に必要な血液検査、尿検査を一緒に決めます。
- 院内迅速検査
- 当院内で測定が可能な項目については、その場で採血・測定を行います。
- 結果は通常5〜10分程度で分かります。
- 結果説明と治療方針のご相談
- 血糖・HbA1cだけでなく、脂質や炎症、尿アルブミンなども含めて、
現在の状態をわかりやすくご説明します。 - 薬物療法の必要性、内容、目標値を一緒に相談しながら決めます。
- 血糖・HbA1cだけでなく、脂質や炎症、尿アルブミンなども含めて、
- 次回予約
- 通院の負担にならない頻度を考えつつ、初期は少しこまめにフォローします。
再診の方
- 前回からの体調・生活の変化を確認
- 必要な検査(毎回の血糖、定期的なHbA1cや脂質など)を行い、
- 結果を見ながら薬の調整や生活の工夫を一緒に考えます。
当日に分かる検査(院内迅速検査)
当院では、次のような検査については、院内で測定を行い、
受診当日に結果をお伝えすることが可能です。
- 血糖値
- HbA1c
- LDLコレステロール
- HDLコレステロール
- 中性脂肪(トリグリセリド)
- CRP(炎症の程度)
- 尿中アルブミン(腎症の早期変化)
検査結果を待つ時間も短く、
その日に「いまの状態」と「次にやること」を一緒に整理していけます。
治療方針について
現在、日本で使える糖尿病治療薬は非常に多く、
それぞれに特徴や向き・不向きがあります。
当院では、次のようなことを意識して治療を組み立てています。
- 生活習慣の見直し
- 食事のタイミング・内容
- 無理のない運動の仕方
- 睡眠やストレスの状況
- 薬物療法
- 経口薬(メトホルミン、SGLT2阻害薬、DPP-4阻害薬など)
- GLP-1受容体作動薬(注射・内服)
- インスリン治療
などから、病状や体質、日常生活に合わせて組み合わせます。
- 合併症の予防・管理
- 血圧・コレステロール・尿タンパクなども含めて、
将来の心筋梗塞や脳梗塞、腎不全を見据えた治療目標を考えます。
- 血圧・コレステロール・尿タンパクなども含めて、
「こういう治療は避けたい」「できれば注射は…」など、
ご希望や不安も遠慮なくお伝えください。
その中で現実的な落としどころを一緒に探します。
インスリンポンプ・CGMなどの先進的治療について
インスリン治療が必要な方の中には、
次のような治療が適している場合があります。
インスリンポンプ療法(CSII)
皮下に細いチューブまたは一体型デバイスを装着し、
24時間少量ずつインスリンを注入する治療です。
当院で対応している機器の例(状況により変更される場合があります)
- ミニメド 780G(メドトロニック社)
- メディセーフウィズ(テルモ社)
血糖の変動パターンや生活スタイルを踏まえて、
ポンプが適しているかどうかを検討し、必要に応じて導入のサポートを行います。
※インスリンポンプ導入にあたっては、適応の有無や保険での扱い、
ご本人・ご家族の理解・サポート体制などを慎重に確認します。
持続血糖測定(CGM)
皮膚にセンサーを装着し、
日常生活の中で連続的に血糖変動を観察できる検査・治療デバイスです。
- FreeStyle Libre 2(LibreLink 対応)
- FreeStyle Libre Pro から Libre 2(rtCGM)への移行
- Dexcom G7(rtCGM)
低血糖や高血糖の時間帯・パターンを把握しやすくなり、
治療の調整や生活の工夫に役立ちます。
具体的な機種の選択や導入可否については、
病状や保険の適応、ご希望を踏まえて個別にご相談させていただきます。
よくあるご相談の例
- 仕事がシフト制・夜勤で、通常の治療が合っていない気がする
- 高齢の親の糖尿病治療をどう考えたらよいか分からない
- 妊娠を考えていて、血糖コントロールを整えたい
- 体重を落としたいが、どこまで糖尿病の治療として相談してよいか悩んでいる
体重や肥満に関するご相談については、
保険診療での治療に加えて、一部自由診療としてのサポートを行う場合もあります。
詳しくは「自由診療(肥満・生活習慣病サポート)」のページもあわせてご覧ください。
受診を迷っている方へ
糖尿病やホルモンの病気は、
「すぐに命に関わるわけではないから…」と、どうしても後回しになりがちです。
ただ、合併症は気づかないうちに静かに進んでいきます。
一度、現在地を確認し、「いま何をしておくと将来が楽になるか」を一緒に考えてみませんか。
気になる症状がある方も、健診の異常が心配な方も、
まずはお気軽にご相談ください。
■当院は14床の入院設備がございます。地域包括ケア病床でございますので早期の自宅退院をめざします。また一方で重症化のリスクをおもちの患者さまにつきましては大学病院、総合病院、関連病院等にご紹介するかたちをとっております。
